喫煙時に発生するヤニは身体以外にも影響が出る

喫煙をすると喫煙をした本人だけでなく、その近くにいる人にも大きな影響が出ます。喫煙をした部屋にもヤニ汚れが発生してしまいます。喫煙によるヤ二の影響は歯の汚れだけでなく、肺にも残留して健康に大きな被害が出ます。肺に残ったヤニは煙草に含まれる他の有害物質と比べてもかなり長く残留するので、長期にわたって影響を及ぼします。

室内で喫煙すると部屋のカーテンや壁や家具だけでなく、液晶ディスプレイにもヤニ汚れがついてしまいます。テレビやパソコンの液晶ディスプレイが汚れるだけでなく、電子機器の内部にも入り込んで故障の原因になる場合もあるほどです。
これらの汚れは見た目が悪くなるだけでなく、カーテンや家具や壁についたヤ二汚れは健康被害を起こす事があるのです。この部屋に残留した喫煙時の物質で起きる健康被害を三次喫煙と呼びます。
喫煙をしている本人が煙を吸いこんで煙を肺に取り込む行為を一次喫煙と呼んで喫煙している人の近くにいる事で煙草の煙を吸いこんでしまう事を二次喫煙と言います。
この二つは煙を吸いこむので、健康被害が発生しますが、煙草の煙によって汚れた部屋にいると煙を吸いこまなくても一次喫煙と二次喫煙と同じように健康被害が発生するのです。
部屋の中や自動車の内部に残留した煙草の成分が大気中の亜硫酸と反応してニトロソアミンという物質を作ってしまいます。
ニトロソアミンは強い発癌性がある物質などでこれを体内に取り込むと大きな健康被害が出てしまいます。特に時間が経過するほどニトロソアミンが作られやすいので、煙草で汚れた部屋を放置しておくほど危険性は高くなります。
三次喫煙を防ぐ為には室内や社内で喫煙をしないようにするのが有効です。部屋の家具等に汚れがつかなければ三次喫煙のリスクは無くなるからです。もし室内が煙草の煙で汚れてしまっている場合は少しでも早く部屋の掃除をするべきです。掃除をする時は壁やカーテンだけでなく、電化製品も掃除するべきです。

賃貸物件の退去時の壁紙にヤニがついていても大丈夫?

賃貸物件は退去する時に汚れや傷があると修復費用やクリーニング費用を支払わなくてはいけません。基本的には壁紙にヤニ汚れがあった場合は入居時に支払った敷金をクリーニング代や修復費用にあてます。
しかし汚れの度合いが敷金で修復できるものでなかった場合は敷金を支払っていても追加で費用を請求される事があります。
喫煙による壁紙の汚れは入居者側の過失なので、修復費用を追加で請求されても仕方ないですが経年劣化によって汚れが出る事も考慮して費用が決定されます。
基本的には大家との交渉で追加の費用が決定するので、大家側が汚れの過失についてどのように考えているかしっかり確認した上で交渉をすると良いです。

退去時の汚れを少なくする事で追加の修復費用の請求をなくす事ができますし、敷金を少しでも多く返してもらう事に繋げられます。その為には室内での喫煙を避ける事が一番効果的な対策と言えます。もし室内で喫煙をした場合はすぐに部屋の掃除をするべきです。喫煙をしてから時間が経過してしまうと掃除をしようとしても汚れが落としにくくなるからです。掃除がしにくいだけでなく、煙草で汚れた状態を放置するのは三次喫煙を引き起こして住んでいる人の健康にも良くありません。
従来の火をつける煙草ではなく加熱式たばこの場合は喫煙時に出る有害物質が少ないので、部屋の中で喫煙しても部屋の汚れが少なくなります。
しかし加熱式タバコでも完全に汚れの原因となる物質が出ない訳ではないですし、臭いも僅かながら出るので加熱式タバコを吸う時も極力室内で吸うのは避けると良いです。
もし室内で喫煙する事があれば電化製品などは煙が直接当たらない場所に出来るだけ移動させておくと良いです。